登山して滝をスキーで下る男/3分でわかるクレイジージャーニー

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今回のクレイジージャーニーでは世界の名峰をスキーでハイスピードで駆け下りる男、佐々木大輔さんの特集です。
今回は山のトレーニングの様子を収めた回の紹介となります。
クレイジージャーニーで紹介されるほどの

佐々木大輔さんとはどんな人なのでしょうか?
佐々木大輔の職業は?
佐々木大輔さんのこれからのチャレンジとは?
この辺りクレイジージャーニーの内容と併せて紹介します。

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Contents

佐々木大輔さんとは?

1977年生まれ、札幌で生まれます。
何をしているかというと夏は登山、冬はスキーガイドをしています。
クレイジーなビッグマウンテンスキーヤーですが、ちゃんと家族に妻と子供一人がいます。
奥様はプロスノーボーダーの三宅陽子さんですのでとても理解がありそうです。

佐々木大輔さんの経歴

1994年にネパールアイランドピークに登頂。(6189m)
この頃登山家の三浦雄一のスクールでインストラクターを務めるようになります。

1996年にはネパールマナスル登山(8163m)、7,000m地点からスキーで滑走というクレイジーなことをやってのけます。

1997年 ジャパンエクストリームスキー大会優勝
2000年 北米最高峰のマッキンリーに登頂し、スキーで滑走。
2006年 北海道利尻岳の登頂・滑走を達成。
2007年 パタゴニアの氷河を進み、未知なる山を駆け下り、世界から注目される。
2009年 第51次南極観測隊にアシスタントとして参加
2017年 5月 クレイジージャーニー出演
2017年夏 デナリ登山+スキー滑走に挑戦予定。
今回の滑走コースは誰も通ってないコースなので成功すれば世界的快挙となります。

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佐々木大輔さんがはまるビッグマウンテンスキーとは?

最高速度はなんと100㎞、岩肌が出ているのも珍しくなく、寒すぎて雪が凍ってアイスバーンになっていることもあり非常に危険なコンディション
しかも時には雪が柔らかく、深く積もっていることもあるので経験がないとあるくことすらままなりません。
そんな雪山に喜んで望むビッグマウンテンスキーヤー、佐々木大輔。
クレイジージャーニースタッフが見込んだ通り、完全にクレイジーです。

佐々木大輔さんが想うビッグマウンテンスキーの魅力とは?

佐々木大輔さん曰く、自身のシュプールを誰も挑んでない名峰に刻むことに快感を得るみたいです。
(シュプールとはスキー滑走した後に残る滑走跡のこと。)

佐々木大輔さん流ビッグマウンテンスキーとは?

世界中の6,000m級の山を自力で登ること、ここが他のスキーヤーと違います。
つまりスキー+登山なんです。
というのは、他のマウンテンスキーヤーはヘリコプターで山頂まで登るんです。
佐々木大輔さん曰く、全てを出し切って地球と遊ぶのがビッグマウンテンスキーヤーだとか。

佐々木大輔さんが本気出して滑るとどうなるのか?

登山は基本5,6時間で登れるようですが、下るのはなんと5分!(途中休憩とかするので実際は5分ではないですが)
如何に斜面が急か、そして佐々木大輔さんの技術が高いかわかりますね。

佐々木大輔さんのトレーニング方法

今回クレイジージャーニーで紹介されたのは北海道の屋根、大雪山の北のはずれにある標高1984m黒岳でのトレーニング。

何のトレーニング?

今度北米大陸最高峰の標高6,000m級のデナリへチャレンジする為!
今回は険しいルートを登る(カシンリッジルート)
黒岳はデナリと雪質や天候が似ているのでトレーニングの場所に選びました。

デナリとは?

 

以前はマッキンリーと呼ばれていました。
2015年から先住民の呼び名であるデナリに変わりました。
傾斜60度の斜面を3,000mに渡って滑り降ります。

銀河の滝でアイスクライミング

夏は普通の滝だが、冬は滝の表面が固まっています。
落差は120m、そこを20㎏の荷物を背負いながら登ります。
当然クレイジージャーニースタッフが登れるわけもなく、登山パートナーの方に撮影をお願いしてもらってました。
ほぼ垂直の氷の斜面を登り、120mを2時間半かけて登ります。
その後、なんとスキーで滝を下るという。

た、滝を下る???

雪が熱い部分を選んで下るとのこと、アイスバーンや岩があるのでちゃんとスキーで滑れるエリアは想像以上に狭い。
そこをリズムよく降りていく佐々木大輔さん、クレイジー。

登山のトレーニング

登山はスキー板を履いて登るようです。
スキー板を履いていると足が深く入らなくて済むという理由から。
また、板の後ろにはシールという滑り止めがあって靴で歩くより歩き易くなっているようです。
クレイジージャーニーの出演者はクレイジーなだけでなく、非常に合理的なことをしています。
勿論ここもクレイジージャーニースタッフが登れるわけがなく、登山パートナーの方に撮影を依頼。
この撮影してる人が実はかなり凄い・・。

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山頂からの滑走

苦労して山頂に着くと佐々木大輔さんはまず、コーヒーを煎れ始めました。
実は以前ここで滑落して命を落とした女性登山家のパートナーがコーヒーが好きだったことから毎回黒岳を登ると彼女に捧げることにしているとのこと。
登山仲間の絆は家族よりも深いと揶揄することがありますが、強い絆を感じる瞬間です。

コーヒーを飲むと目の前に広がる最大傾斜45度の崖をいよいよ下ります。
雪崩が起きる可能性があるので注意して下ります。
クレイジージャーニー番組内では過去に佐々木大輔さんが滑走中に雪崩に巻き込まれる映像が流れて騒然となりました。
ベテランのスキーヤーでもいつ起こるかわからない、それが雪崩なんですね。

雪崩以外に危険なこと

佐々木大輔さんの最大の危機は、クレバスに落ちた事故です。
クレバスとは氷河や雪渓の割れ目とのこと。

以前佐々木大輔さんはスイスにてクレバスに落ちた体験があります。
なんでも危険と思われる立ち入り禁止区域だったが、その向こうに滑るによさそうな土地が広がっていたので誘惑に負けてしまったのだとか。

クレバスだと気づくと、当時若かった佐々木大輔さんはパニックになり走ってしまった。
そしてクレバスが割れて10-15mほどの暗闇へ転落。
落ちて体中打撲と骨折、擦り傷。
そんな中でも周りが氷の壁でクレバスから差し込む光が綺麗だったと。


流石クレイジージャーニー出演者。
こんな状況でそんなことを思えるとはw

ポケットの中にはノートとナイフがありました。
まずは落ちた状況を書こうとノートに転落時刻を書きます。
頭を打っているので字が上手く書けていませんでした。
数時間後正気に戻ってきた と記しているが、正気が”しょうき”とひらがなで書いているくらいまだ正気ではないことが伺えます。
それでもノートに状況を書くことで正気を保ち、救助を待ったとのこと。

まとめ

佐々木大輔さんは非常に経験豊富なビッグマウンテンスキーヤーで、高い技術と知識は勿論のこと、強運にも恵まれてここまで来ているのだなとクレイジージャーニーを見ていてわかります。
クレイジージャーニーをきっかけに世間の認知度も上がったでしょうし、これからも元気に挑戦して欲しいものですね。
くれぐれもお気をつけて。
それでは今回も面白い映像をありがとうございます、クレイジージャーニー。

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