バリ島のアグン山が噴火の可能性/旅行用に最新情報、地図付

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バリ島にあるアグン山が噴火しそうです!

アグン山なんて聞いたことない人が殆どだと思いますが、実は3000m級の山ですし、宗教的にも重要な山で広く知られているんです。

アグン山ってバリのどこにあるの?
アグン山の歴史ってどうなの?
アグン山の現状ってどうなの?
アグン山が噴火したら日本へ影響あるの?

この辺りクリアーにしたい思います!

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Contents

アグン山とは?

アグン山はインドネシアでもっとも活発な火山の一つで、バリ島の北東部に位置する3014mの火山であり、バリ島最大級の山でもあります。

アグン山は古くからヒンドゥー教の聖なる土地としても扱われていて周辺には寺院が多いんです。
というのもバリの人々はアグン山をタンザニアにある”メル山”の一部が成長してできた化身だと思っているからです。

ヒンドゥー教徒によってメル山の一部が持ち込まれてアグン山ができたと信じられているようです。
ちなみに”メル山”はヒンドゥー教や仏教徒にとって重要な場所として知られていて、世界の中心だと考えられています。

そんなアグン山ですが、バリ島で最初のヒンドゥー教寺院はアグン山の中腹に出来ました、名前をPura Besakinといいます。

アグン山の形

アグン山は富士山に近い円錐型で美しい外観が特徴です、若干東西に広く伸びています。
アグン山頂上からはバリ島全体は勿論、隣のロンボク島が望めます。

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アグン山:2017年の状態

9/14 噴火レベル2注意
9/18 噴火レベル3警戒
9/22 噴火レベル4警戒(Maxレベル)

アグン山火口半径9㎞以内へ入山禁止、アグン山火口から北、南東、南西部方向へ12㎞圏内の住民に被害勧告。
警戒レベルも最大のAwas(アワス)になりましたので、アグン山は”いつ噴火・爆発してもおかしくない状態”です。

10/30 噴火レベル3に引き下げ 地震の回数が減っていることが要因

アグン山周辺の危険地域からは7万人が既に非難しましたが、危険地帯にはまだまだ人が住んでいると言われているので避難は完了していません。

避難したくない方々が多くいるのですが、彼らはまだアグン山が噴火しないと思っていることと、生活用品を残して非難することを嫌がっていることがあります。

アグン山から非難したのに、一部は家畜にエサをやりに自宅に戻っているようで、その為実際の避難数はもっと少ないと考えられています。

アグン山の歴史

アグン山の最初の噴火は1963年で、1000人は死亡したと言われています。
日本でいう1707年の富士山噴火と同程度の大噴火だったと推定されています。

その噴煙が高さ20㎞まで埋め尽くされたようで、成層圏に微粒子が溜まり太陽光を散乱さ寒冷化を引き起こしました。


アグン山の当時を知る方は語ります、灰が酷く降り注ぎ、ハット帽子を被っているとすぐに帽子に灰が溜まって重くなったとのことです。
当時のアグン山の噴火と火山灰が如何にものすごかったか分かります。

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どうすればよいの?

噴火警戒レベルが高いからといってすぐに噴火するわけではないです。
しかしアグン山周辺の地理を把握して警戒すべき場所を理解しておく必要があります。
ちなみにアグン山からバリ島で人気の観光地”クタ”までは75㎞あるので噴火しても直接の被害はないと言われています。

アグン山の日本への影響

基本的にアグン山が噴火してもプレート的にも天候的にも影響は無いです、むしろ日本はこれを機に自国にある火山を警戒し避難場所を復習しておくことが大事だと識者は考えます。
  

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最後に

いつ爆発してもおかしくないアグン山ですので、今後のニュースに注目して噴火に備えようと思います。
バリに住んでいる人は勿論、これからバリに行く予定の人は気になりますよね?
噴火しても大丈夫なエリアはありますので、その辺りを含めて情報を更新していきます。

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