三菱マテリアル子会社で何が起きたのか?

三菱マテリアル子会社三菱電線工業と三菱伸銅、三菱アルミニウムが素材製品の検査データを改ざん出荷していたことを発表しました。

データ改ざん時系列

2016年12月 三菱マテリアルが監査をおこなう

2017年2月 三菱マテリアル子会社の三菱電線データ改ざん不正の事実が品質保証担当者
に報告される水漏れを防ぐシール材でデータ改ざん

2017年3月 三菱マテリアル経営陣にデータ改ざんの事実が報告される

2017年10月23日 三菱マテリアルグループで不適合品の出荷停止を決定、神戸製鋼のデータ改ざん事件を受けて慌てて発表した形かと思われる。

2017年11月8日 三菱マテリアルの2017年中間決算報告(データ改ざんには触れず)

2017年11月23日 三菱マテリアルは子会社の三菱電線工業と三菱伸銅が検査記録データ改ざんをして出荷していたと公表。

2017年11月24日 三菱マテリアルが子会社のデータ改ざん不正を受けて記者会見を開く
経済産業相が三菱マテリアルのデータ改ざんに対して「日本企業が世界で得てきた信頼を裏切る行為」として批判。

2017年12月28日 三菱マテリアルは不正した子会社の問題について、製造できるかよりもシェア拡大を優先した結果だったと発表、最終報告は2018年2月末に行われる予定。

2018年 3月28日 三菱マテリアルはグループ内での不正が1970年代から始まっており、出荷先企業数は825社になることを発表。

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