フェアプレーポイントはフェアじゃない?意味や仕組みを超簡単に解説

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
セネガル戦で話題、フェアプレーポイントとは何?

 

日本は2018年ワールドカップ、ロシア大会でグループHにおいて第2位が決まり決勝トーナメント進出が確定!

同着セネガルを下し決勝進出の決め手となったのはフェアプレーポイントという新ルールでした。

 

フェアプレーポイント?

 

フェアプレーポイントについて、初めて聞く人も多いのではないでしょうか。

フェアプレー+ポイント=そのまま訳したら公平な試合の点 となりますが、なんかよくわかんないですよね?w

でもそんなこと言ってられません、何しろ決勝進出が絶望的と思われていたのに、

 

「フェアプレーポイント使ったら決勝行けるみたい」

 

と突然言われたもので皆フェアプレーポイントについてざわついてます。

 

しかも、日本と勝ち点で並んでいたセネガルが決勝トーナメント入りせず、フェアプレーポイントという新ルールで日本の決勝進出が確定したのですからセネガル側はもうそれは気が気でないでしょう。

 

そんな運命の分かれ道となった大事な、超大事な新ルールであるフェアプレーポイントの意味や仕組みについて、ここでは超簡単に解説します。

 

フェアプレーポイントの仕組み

フェアプレーポイントは日本とセネガルでどう違ったのか?

フェアプレーポイントは卑怯なのか?

など。

 

また、”フェアプレーポイントがフェアじゃない” という意見には最後に意見しますが、

 

結論を先に言うと「フェアプレーポイントは公式の新ルールでフェアである」です。

 

ちなみにこのフェアプレーポイントルールが運用されたのは今大会のワールドカップが初めてで、尚且つグループHが初適用グループとなった模様。

 

スポンサードサーチ

Contents

フェアプレーポイントとは何?

フェアプレーポイントとは?セネガル戦

フェアプレーポイントとは、減算式の新ルールのことでイエロー・レッドカードの枚数を計算します。

フェアプレーポイントはグループリーグの順位を決める際に使用される、いわば追加判定基準という位置づけです。

ちなみにフェアプレーポイントは今大会から初めての適用される新ルールなのでサポーターでも知らない人が多くいた模様。

(実際スポーツバーで周りの白人サポーターを含む皆に聞いたら誰一人フェアプレーポイントを知りませんでした)

 

無論セネガルサイドのサポーターもこのフェアプレーポイントという新ルールを知らなかった可能性は高いです。

だからこそのブーイングだったと思います。

知らないとどうしてもなんか汚いことをしている気がする、なんか試合が面白くない・・

とか感情的になってしまいますからね。

 

まあ実際フェアプレーポイントについて教えてあげても納得してない人は多いですけどねw

 

韓国はいい試合したのに日本はなんであんな試合するんだ!?

とドイツ人に言われたこともあります。

 

スポンサードサーチ

フェアプレーポイントと順位決めの仕組み

フェアプレーポイントとは?セネガル戦

ワールドカップのグループリーグの順位は以下の優先順位でランク付けされます。

総勝ち点
総得失点差
チーム同士での勝ち点
チーム同士での得失点差
チーム同士の対戦での得点
フェアプレーポイント
抽選

でましたね、フェアプレーポイント。

つまりすぐ上のチーム同士の対戦の得点でもセネガルと差が出なかったため新ルールであるフェアプレーポイントで決着することになったわけです。

こういうルールが公で有名になっていないと、フェアプレーポイントって???

ってなってしまうわけですね。

フェアプレーポイント/減点の内訳

フェアプレーポイントとは?セネガル戦

イエローカード: -1
イエローカード2枚目:ー3点
レッドカード:-4点
イエロー後のレッドカード:-5点

今回のワールドカップでのフェアプレーポイント

フェアプレーポイントとは?セネガル戦

日本のフェアプレーポイント

イエローカード:4枚→ ー4点

セネガルのフェアプレーポイント

イエローカード:6枚→ ー6点

実はポーランド戦で槙野がイエローカードをもう一枚もらっていたら、フェアプレーポイントの減点額がセネガルと並び、決着は抽選に委ねられることになるところだったのです。

 

何もともあれ日本は新ルールであるフェアプレーポイント適用により、2018年ワールドカップ、ロシア大会でセネガルを下し決勝進出!

 

ワールドカップで決勝トーナメントに進出するのはなんと8年ぶりで3度目。

 

これを喜ばずしてなんとする!

 

フェアプレーポイントさまさまといいたいところだが、日本代表選手がフェアプレーポイントという新ルールをよく理解し、徹底したからこその決勝トーナメント入りだったのだ。

 

フェアプレーポイントは正式な新ルールだしセネガルサイドも特に ”ずるい” などと言及しないはず。

 

勿論面白いゲームが観たい!というサッカーファンの心情はよくわかるけども、勝つ為にはフェアプレーポイントであろうがなんだろうが使うわけです。

スポンサードサーチ

スポンサードサーチ

まとめ

2018年ワールドカップのセネガル戦で、日本代表のパス回しがフェアプレーではないという議論が一部であるようですが、ワールドカップの新ルールに従っている以上彼らは正々堂々とルールを遵守し、フェアプレーポイントという新ルールを活用して勝ちに徹しただけ。

 

そう聞くとフェアプレーポイントルールがフェアプレーではないというのは的外れた意見ということがよくわかる。

フェアプレーポイントルール批判は法律に則っているのに犯罪といっているようなもの。

正々堂々と新ルール内で戦い勝った選手を批判などせず、称えて欲しいなと心から思う。

ちなみに日本は19試合連続退場者無しというワールドカップ記録も更新している。

フェアプレーポイントルールをまた活用するかは分からないが、フェアプレーを出来る限り続け記録更新して欲しい。

 

フェアプレーポイントルール、よくわかりましたね?

今回はフェアプレーポイントという新ルールのお陰で、ある意味でワールドカップの歴史に記憶と記録を残しましたね。

それではベルギー戦含めこれからの試合も楽しみましょう!

Share

スポンサードリンク

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*

Share
Share