伊藤壇の世界20か国で過酷なプロサッカー人生とギネス記録

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ギネス記録級の記録を持つサッカー選手、伊藤壇さんを知ってますか?

何が記録かというと、プロとして在籍した国の数が世界最多なんです!
その生き方が素晴らしく、多くの人に影響を与えているのに世間一般にあまり知られていないようなのでシェアします!

伊藤壇さんとは?
伊藤壇さんが世界に旅立った理由は?
世界で何を見てきたのか?

などなど!! 紹介します!!
 

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Contents

伊藤壇(イトウ ダン)さんとは?

1975年生まれ
北海道札幌出身

98年 ブランメル仙台(現在にベガルタ仙台)
01年 シンガポールのウッドランド・ウェリントン
移行、1年に1国づつ移籍していく。
現在までの在籍国家数は20か国となり、世界最多記録
今までの在籍国はWikipediaで見れます。

サッカーを始めたきっかけ

伊藤壇さんは香港映画のチャンピオン鷹をみてサッカーを始めたそうです。
始まりはプロの方でも様々ですね。

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伊藤壇さんのサッカーへのこだわり

チーム探しから交渉まで全部自分でやる。
誰もやってないことをやる。
こういったことで20か国でプロ契約してこれた世界でも唯一無二のサッカー選手。
どのチームもレベルや収入が高いわけではないが、オフシーズンでもバイトしないで食っていくというこだわりがあります。

なぜなら、サッカーが好きだから。

伊藤壇さんの理由はいたってシンプルである。

今までの歴史を振り返る

通訳無で移籍交渉

今まで20か国のプロチームに在籍してきた伊藤壇さんですが、移籍交渉は全て自分で行ってきました。
方法は至ってシンプルでFacebookなどのSNSからメッセージを送ることが多いよう。
昔はコンタクトするのが難しかったようだが、現在はコンタクトの機会は増えたと言えそう。
といっても、いきなり現地にいって交渉することの方が多かったようです。
メールやFaxだと相手にされないことが多いし、現地に行けば追い込まれるので自分で時間を大切にすると思ったと語ります。

話はそれるが、東南アジアでは現地に来てから職を探すいわゆる”現地採用”が増えてきているが、それも考えてみれば同じで、”いきなり現地に飛び込み自分をアピールする”。
これがアジアスタンダードなのかもしれない。

嬉しい誤算

在籍数が10ヶ国を過ぎた辺りから伊藤壇さんの知名度はアジアで上がり、現地に行くと
伊藤壇さんのことを知っている人が増えてすんなりオファーが通ることが増えたそうです。

契約

契約交渉に慣れてきた伊藤壇さんですが、サラリーの交渉は慎重だったそうです。
事前に相場を調べてから交渉、後で言った言わないの水掛け論にならないように書面にしてもらうなどを徹底した様です。
考えてみればこれば海外でビジネスするのと全く一緒である
そういった意味で伊藤壇さんは既に海外ビジネスマンであり、素質が備わっているともいえる。

給料未払い

アジアでは良く給料支払いの遅延があったそうで、そういう時はチーム全体で練習をボイコットする、マネージャーの家に押しかけて払うまで帰らないなどすっぽん作戦で粘り勝ちしてきたようです。
これもアジアでビジネスしていると良くある話で、しつこく粘りづよく請求するということはよくあります。
お金を払わなければお客ではない、伊藤壇さんでいえばお金を払わなければチームオーナーではないという感覚ですかね。
うーん、やはり伊藤壇さんは既に海外ビジネスの素質があります。



 

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伊藤壇さんの現在

プロサッカー活動

現在伊藤壇さんはは東ティモールに8個あるサッカーチームの内、2016年にチャンピオンになったポンタレステというチームで活動
練習内容は週一回の休み、週一回の試合、一日は2時間の練習。
待遇:住居、食事、洗濯は無料。
ちなみに東ティモールの平均年収は5万円くらいです。

サッカーチームでの現実

今回を例にすると、隣町のバウカウまで試合前日に車の荷台で3時間掛けて移動します。

荷台ですよ?w

道路は凸凹だし砂ぼこりが舞い上がるし酷いものです、サッカーの試合に向けて選手が移動しているとは全く思えない(苦笑)
伊藤壇さんは慣れたもので、マスクとサングラスをして移動してましたw
目的地に着いたらなんと宿泊先は誰のものかよくわからない家の大部屋で雑魚寝。
マットレスが並べてあり、そこに寝る。
トイレは1個で水道もろくになく、サッカー選手であろうと個室などないという凄い待遇。

違う現実

他の国と比べてサッカーが正直うまくないチームメイトに対して、もっと頑張れよと思うけど中々気持ちがうまく伝わらなくてイライラすることも。
伊藤壇さんは勿論、外国人の助っ人として来ているので、チームの結果が出なければ監督の矛先が自分に向かってくるとわかっているので、それを見越して結果がでるようにチームを引っ張るようにしているそうです。
こういうのを聞くと、ヨーロッパのように周りに一流選手がいる環境とは全く逆の環境といえる
ちなみにアジアの外資系企業に日本人が働くと、人件費が高いのでこういう扱いにあいます。

過酷だった国ランキング

ネパール

困ることといえば、
13時間くらい計画停電する。
なぜなら水力発電に頼っているという現実。
寒いが暖房もなく、厚着するしかない。
サッカーグランドもラインが引いてないのでどこまでがグランドかわからない。
サッカーグランドに牛がいるし、糞だらけ。
でも伊藤壇さん曰く、人柄は最高でいい思い出しかないという。

ベトナム

サッカーは賭け事。
練習の後に勝手にサッカー選手の体を触ってくる人がいて、コンディションを確認してくる。
それによって掛け金が変わったりするという。
競馬でいうパドックですね。
更には八百長の誘いなども周りではあるという。
掛けるものが家であったり土地であったりするので、みんな本気で賭け事をするそうだ。

ブルネイ

実は金持ちの国です、なぜなら資源が豊富だからです。
更にいうと税金、医療費、教育費が無料の夢の様な国。
伊藤壇さんがいたチームは国王の甥っ子であるプリンスのチーム。
国王の甥っ子ということもあり、みんな体を当てにいけないようで、わざとキーパーの前に立たせてキーパーを封じ込めて点を取りに行くことも
あったといいますw
プリンスにパスしてゴールしたら、ベンツをもらえたそうだ(漫画みたい)
プリンス最強なのだが、年に2回くらい気まぐれでくるだけなので戦力としてカウントは難しいようです(笑)



 

 

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伊藤壇さんの強いこだわり

プロチームは1年1か国だけ。
限られた現役生活なので、できるだけ多くの国でプレーしたいという強い想いがあるからです。
日本のプロ選手の平均寿命は恐らく30代くらいだと思いますが、それを考えると伊藤壇さんは既に長期に頑張っていますよね。

面白い事情

インドだとカースト制度があるので、同じチームメイトなのに一緒に食事ができなかったりする。
マカオだと週1の試合だけ参加する選手がいる。
対戦相手チームが試合前日にホテルへ美人局を送り込んでくることがある

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衝撃の結末

なんとクレイジージャーニー収録後、伊藤壇さんから連絡があり、なんと突然契約破棄になったと。
チームに結果が出ていないと責任はすぐに外国人にくるとわかってはいたが、あまりにも突然で驚きを隠せないといいます。
今季は7試合が済んだ時点で8チーム中5位と低迷中。
伊藤壇さんは1点いれただけとなり、期待に応えられていなかったのではないかと本人は語る。
本当は東ティモールで引退するつもりだったが、こんな形で引退はしたくないということでもう一か国だけプレイしたいということでこれから違う国を探す様です。

まとめ

 

20か国でプロとして活躍してきた伊藤壇さんですが、当初はアジアにいくことを鼻で笑われたようです。
しかし、正直他にこんな経験をしているサッカー選手は他におらず、加えて様々な国で確実に貢献しているわけですが、貴重な存在であると言えます。
三浦知良さんもそうですが、プレーしていることでみんなに夢を与えるような存在でもあると言えますので、これからも選手として、夢である監督として活躍し続けて欲しいですね!
今回も素晴らしい人を紹介ししゅうてくれてありがとうクレイジージャーニー。

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