世界で活躍する日本人として木原直哉さんがクレイジージャーニーやさんま御殿にて紹介されました。
木原直哉? 聞きなれない方が多いと思いますが、この方実は
プロポーカープレイヤーです。
ポーカー?ということは只のギャンブラーか。
そう思ってしまったあなたはもったいない。
多くの日本人は知らないかもしれないですが、ポーカーとは頭脳ゲームであり、多くの国で尊敬されている職業なのです。
木原直哉さんの経歴や獲得賞金、著書について触れていきます。
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Contents
木原直哉さんとは?
職業:プロポーカープレイヤー
生年月日:1981年7月23日
出身:北海道
最終学歴:東大卒
木原直哉さんは東大へノーベル賞を取るつもりで入学しましたが、途中から授業が退屈になってしまい、授業に行かずに将棋や麻雀、バックギャモンをするようになりました。
木原直哉さんはその後ポーカーに出会い熱中、その後稼いだお金を学費に充てて10年掛けてなんとか卒業。
卒業後は就職せずにプロポーカープレイヤーへの道へと動き出します。
東大卒の木原直哉さんが敢えていばらの道へ進んだ理由が気になりますね。
ちなみに木原直哉さんは確率は計算しなくても感覚でわかるそうです(笑)
小学生の時にセンター試験の問題を解いていたとのことなので、木原直哉さんが如何に優れているか分かります。
木原直哉さんの今までの獲得賞金
2012年 世界ポーカー選手権大会 日本人として初優勝 賞金$500,000
2013年 $100,000
2014年 $900,000
2015年 $1,000,000越
2016年 $1,090,000越
しかし、高額な大会参加費や移動費、宿泊費などを入れると赤字になる年もあるようです。
木原直哉さん曰く、上位ランキングに入らないと一切賞金がもらえないので厳しい世界で他の人にはお勧めしないようですが、その中でこれだけ安定して実績を出せている木原直哉さんは世界レベルのプロポーカープレイヤーと言えそうです。
ちなみに木原直哉さんはその他にTV出演や本の印税、スポンサー収入があるので他のプロポーカープレイヤーよりは収入が安定しているかもしれません。
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木原直哉さんの年収
会社員ではないので安定してないようですが、執筆やDVDを出すことで印税という収入は確保しています。
TVやラジオにも積極的に参加してることから、木原直哉さんの収入源は
賞金+カジノ収入+印税+出演料ということになります。
賞金は安定しませんが、カジノでは本気だせば2,3千万円は稼げると言っていたので合計で1千万円は稼いでいると想定できます。
少なくとも生計を立てられる最低ライン+競技参加費と考えると1千万円以上は稼がなくてはならない計算になります。
木原直哉さんの主なメディア出演
2012年6月 産経新聞・日刊スポーツにて記事に、ひるおび出演
2012年8月 週刊新潮・毎日新聞
2012年9月 やじうまTV・とくだね出演、東京新聞
2012年12月 Yen, spa!
2013年4月 Friday
2013年6月 お試しか!&Qさま!
2015年 クレイジージャーニー
2017年 さんま御殿
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木原直哉さんの生活
収入は大会に出て賞金をもらうか、カジノでキャッシュゲームで稼ぐ。
またはスポンサーと契約交渉します。
木原直哉さんのスポンサーになっていたオンラインポーカーでスポンサー契約している有名人は、クリスチャードードロナウド、ネイマールなど。
今までの獲得賞金は総額1億2千万円だが、参加費コストが1億円なのでそこまで儲かっていないとのこと。
キャッシュゲームに積極的に参加すれば数千万円勝つことができるが、相手が弱いから勝てるのであって、自分がどんどん弱くなっていく可能性があるので参加しないとのこと。
ポーカーの現在
ポーカープレイヤーは世界で1億人以上いて、世界最大級のゲーム人口です。
これはスポーツでいうと野球人口と同じくらいで、近いうちオリンピック競技になるかもしれないといわれているくらいです。
木原直哉さんにその時は代表として出場して欲しいですね。
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ポーカーの種類
大きく分けてキャッシュゲームと競技に分かれます。
キャッシュゲームは多くの日本人が知っているようなギャンプル性の側面で、競技は大会などで開かれる頭脳スポーツ的な側面です。
木原直哉さんは競技大会でメインに活躍しているプロポーカープレイヤーです。
ちなみに木原直哉さんがよく使うポーカールールはテキサスホールディムで、自分の手元にカードが2枚あり共通の場に出ている5枚のカードと組み合わせて役を作ります。
プロポーカープレイヤーとは
プロポーカープレイヤーはアメリカでは子どもたちの憧れでなりたい職業に選ばれていて、社会的地位も高いんです!
日本ではプロ棋士なら多くの人から認められている様に、プロポーカープレイヤーも同じような位置付けにしたいというのが木村直哉さんの想いのようです。
ギャンブル的な要素だけでなく、頭脳を認められる名誉を手に入れられることからポーカープレイヤー人口が世界中で増えているようです。
木村直哉さんの様な頭の良い方がはまるのもよく分かりますね。
有名スタープレイヤー
木村直哉さんも憧れるトップ選手、それが
ダニエル・ネグラーノ:獲得賞金は3,000万ドル以上
World series of pokerで6回優勝、World poker tourで2回優勝
木原直哉も勿論有名だ、2012年 日本人として世界初チャンピオンとなったことがきかっ
かけ。
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ポーカーの極意
戦略が大事で、不利な局面は耐えてマイナスを最小限に抑え、有利な局面でチャンスを逃さないことが勝つ極意。
・焦らない、平常心でプレーする(ポーカーフェイス)
・ポーカーは心理戦、ハッタリなのか本当に良い手札なのか読み合う。
・チップの賭け方が大事、相手の表情や態度よりもチップの出し方や手の動きの方が参考になる。
・一回のゲームでは勝率は変わらない、1週間、1か月と時間をかけると次第と勝率が変わっていく。
・ギャンブルからビジネスの教訓を学べるのは期待値や分散を理解している素養のある人だけで、ギャンブルやっている人の9割以上は単なる依存症なので何も学ばず金と時間を失う。
勝つための確率思考(書評)
前提:ポーカーとはビジネスである。
ギャンブルは期待値がマイナスなことにお金を掛けること。
どうしたら多くのリターンが期待できるか、リターンの為にどこまでリスクを許容できるかをひたすら考える。
大事なことは、
期待値が上がるならば真剣に考えること、期待値が上がらない、考えてもどうしょうもないことは考えない。
こう聞くと当たり前のように感じるが、要は考えるべきことと考えなくていいことを頭でしっかり分けるのが大事ということだ。
結果は運ではない
統計的、確率的に検証すること。
但し試行回数が少ないと確率に収束しないので十分なデータを取ること。
流れは存在しない
今日はツイてる、今は流れに乗っているのいうのは幻想で正しいプレーを妨げるので考えないこと。
今起きてる現象を運としてとらえずことはやめる、考えてもしょうがないことはやめるに繋がります。
練習は結果に繋がるは嘘
練習量は必要だけども、練習したら必ず結果がついてくるわけではない。
ポーカーはうまく負けるゲーム
時には降りて小さく負けることで損害を抑えるゲームです。
常に合理的に考える
期待値的に割に合わない投資はしない、期待値が高い局面を逃さない。
ミスをしても自分を必要以上に責めない
ポーカーは短期的には運に左右されるゲームです。
ミスは絶対に一定の頻度で起きるものと理解する。
ミスとは、ミスをし易いところを正確に検証出来たと捉える。
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AIとの対決
先日AIがポーカープロに勝ったというニュースがありました。
しかしポーカーには様々な種類があり、なんの競技で勝ったのか不明です。
今回はノーリミットテキサスホールデムの1対1の勝負でAIが勝ち越した、というのが正確なニュースです。
囲碁のように複雑なゲームはAIに勝つのは難しくなってきていますが、ポーカーは相手の手が全く分からないのでAIでも勝つのが難しいはずです。
つまり、AIに負けたというのはまだまだ人間側の実力不足だと言えます。
AIの非常識プレー
通常ポーカープレイヤーは最大でも保有チップ額の5割ー7割を掛けるといわれてますが、AIはなんと保有額ほ4倍をかけてきたのです。
人間側の手はワンペアと悪くなかったのですが、長考した結果コールして負けてしまい、最大点を失点します。
この辺りのプレーから、AIは人間よりもはるかに厳しいプレッシャーを正しくかけてくると批評されています。
そして、AIの最大のメリットはメンタルに左右されないという点です。
AIが勝ち越したのはここが一番大きいと言えそうです。