5月病とは?病気の原因や3つの大事なストレス解消方法

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5月病とは何でしょうか?
ちなみに読み方は5月病と書いて(ごがつびょう)ですよ。
なぜか五月病(さつきびょう)と読む人がいますが、それは間違いです。
5月病ってよく耳にしますけど、皆さんちゃんと答えられますか?
何故5月病という名前なのか?
5月病の症状とは何なのか?
5月病の原因は何なのか?
5月病の治し方は何なのか?
どういった人が5月病にかかりやすいのか?
そんな多くの疑問をここですっきり解消したいと思います。

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Contents

5月病とは?

その名前の通り、5月辺りに掛かる病気のことです。
日本は4月から会社や学校が始まりますが、その新しい生活に対する期待が高まりやる気があるものの、環境に対応できないなどが原因ででうつ病に似たような症状を引き起こします。
これがいわゆる五月病です。
新しい環境が楽しみで頑張るんだけども、うまく環境に馴染めなかったりしたりして余計に必要以上頑張ってしまうことってありますよね。
その反動でやる気が起きなくなってしまったりするわけです。
ちなみに5月病は通称で、正式な病名は「適応障害」です。
その名前を聞くとよくわかると思いますが、やはり環境に馴染めないことが原因の病気のことなんですね。

5月病の具体的な症状

精神的な症状

うつ、無気力、不安感、やる気が出ない、など。

肉体的な症状

胃痛、めまい、動悸、不眠、疲労感、倦怠感、食欲不振、、人と関わりたくない、など。

行動の特徴

遅刻・欠勤が増えるなど。

これらの症状を感じたら5月病かも?と思ってもいいです。
5月病の症状は多くの人が抱えているだけに、自分が病気だと思わない人が多いのですが、立派な病気です。

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5月病の主な原因

一言でいうとストレスが大きな原因です。
新しい環境は良くも悪くも刺激をくれますので、人によってはとてもストレスになるようです。
例えば、今まで電車通勤をしたことがなかった人が毎日満員電車で揺られたりすると、

「人に見られている」

「迷惑をかけないようにしないと」

「狭い」

のように常に気を遣った状態になってしまい、ストレスが溜まりますが、これも立派な病気の要因です。

社内や学校内でもそうですが、新しい環境だと最初は皆さん様子見しますよね・・?
いきなり自分をさらけ出せる人は少数派でしょう。
つまり、自分を偽っているような感覚になるわけです。
それはとてつもないストレスとなります。


というのは、人は自然体でいることでストレスを感じなくなります。
つまり、「自分らしく生活する」という意識や自覚があるとストレスを感じにくいのです。
逆に言うと「自分らしくいられない」ことによるストレスが原因で心がおかしくなることはあるのです。
新しい環境で皆最初は精一杯気を張って頑張りますが、タイミング的にGWの連休で気が抜けてそれで病んでしまうことが多いです。
後は、目標を失った時などもタイミングとして原因になりえます。
具体的にいうと、受験が終わった、狙いの企業に入社できた、などがあげられます。

5月病になりやすい人

・まじめな人
・完璧主義者
・責任感が強い
・協調性が高い人
・細かい人

これらに一つで当てはまる人は十分5月病になる可能性があると思いってください。
精神的な病気って真面目な人ほど掛かりやすいんですよね。

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5月病チェック

・人と会うのが億劫。
・自分を責める。
・睡眠不足
・通勤や通学中に気分が悪くなる
・好きだったことや好きな食べ物を食べても何も感じない

3つ以上あったら5月病の可能性が高いです。
病気の治し方はまず、自分が病気だと自覚することが大事です。
こちらでピンときたら意識して治療を考えてみては如何でしょうか?

5月病の対策

自分なりのストレス解消をして、ストレスを溜めないように心がけましょう。
具体的には
・運動
・食事
・飲み会
・音楽
・旅行
・笑い
・映画鑑賞
・読書
・ぬるま湯で長風呂(温泉)
・アロマ
・いつもより多く寝る
・目標をしっかり立てる

などがあげられます。

特に睡眠が一番大事です。


自立神経の乱れは心も体も乱します。
規則正しい生活をして、カーテンは全開もしくは少し開けて寝ることで
太陽の光を体が浴びて体のリズムがよくなります。
これだけでも多くの病気が防げるようになります。

その次に大事なのは食事です。


栄養バランスの良い食事を規則正しく摂取します。
具体的にいうと
・緑黄色野菜を食べる
・動物性タンパク質を摂取する
・納豆などの大豆食品を取る
・糖分、お酒は控える。

これによりビタミンが適度に摂取でき、尚且つ欠乏も防げます
時間が無い方はビタミンBのサプリメントで補うことでも大丈夫ですが、
基本的にサプリはあくまで「補助」ですのでなるべく食事で調整しましょう。

そして、悩みを聞いてもらうことです。


ちょっとだけ話を聞いてもらうだけでとても気持ちが軽くなることがあるので思い切って話してみましょう。
精神的な病気は人に聞いてもらうことだけで大分良くなることが多いです。
とはいえ、5月病は通常であれば2週間以内には自然と治るといわれています。

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もし1か月以上も症状が続く場合

5月病を通り越してうつ病の可能性があります。
症状は更に悪化していて

・憂鬱で気分が重い
・何をしても気持ちが晴れない、楽しくない。
・疲れているはずなのに寝れない、夜中に目覚める。
・常にイライラしている。
・自分に価値がないと思い始める。
・思考力が落ちて冷静に考えられなくなる。
・本当に酷いと死にたくなる。

周りの友人からは
・暗くなった
・落ち着かない
・飲み食べの量が増えた
・表情が暗い、怖い。

など指摘されたりします。

うつ病かも?と思ったら病院に行ってください。
うつ病というと日本人は何故か大した病気でないとか、病院に行くほどではないと
考えがちなのですが、立派な病気ですので、風邪をひいたと思って病院に行ってください。
時間がなければ電話相談などもありますので本当に辛い時はかけてみるべきです。
病気の治し方は「病気を自覚する」「対策する」「治療する」です。

まとめ

5月病の症状、原因、対策などを紹介してきましたが参考になりましたか?
知ってほしいことは、「5月病はれっきとした病気である」ということ。
精神的におかしくなったら早めに病院に行きましょう。
何しろうつ病の可能性もありますので。
真面目な人ほどなってしまう病気なだけに、質が悪いですが、普段からストレスを溜めないような生活の仕組みを作っておくことが大事ですので、心と体の健康のために紹介した対策をしてみてください。

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