母の日の由来って皆さんはちゃんと知ってますか??
母の日ってなぜあるのか?
母の日はなぜ今の日付けなのか?
母の日にはなぜカーネーションなのか?
そもそも母の日の由来は?
など皆さん一度は疑問に思ったことがあると思います。
身近なイベントですので意味や由来をしっかりと理解して、祝日を迎えたいものです。
そこで今回は母の日の由来やカーネーションの意味などに焦点を絞って紹介したいと思います。
その由来の歴史に驚かれるかもしれませんが、まずはこちらをご覧ください
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Contents
母の日とは?
母の日とは、母親を敬う日であり、母親になることの素晴らしさ、母親の社会への影響な
どを尊重する日です。
世界各国で祝日として祝われていますが、その日時は国によって違います。
大体は3月か5月なのですが、日本はアメリカに合わせて現在は5月の第2日曜日です。
普段からの感謝の気持ちをカーネーションを渡したり、プレゼントをしたりして表すのが一般的です。
カーネーションは色によって意味が異なるのですが、それは後述します。
母の日の由来
母の日の由来とは? って誰もが一度は気にしたことあるんじゃないでしょうか?
その気になる由来には実はこんな歴史が・・・!
まず、母の日は1908年に初めて祝われました。
Anna Jarvis(アンナ・ジャービス)という女性は1905年にAmericaのWest Virginiaにある教会で亡くなった母親の追悼式を開きました。
これがきっかけになりいわゆる「母の日」をアメリカの祝日にしようという動きが始まります。
由来は誰かのちょっとした行動からだったりしますよね。
ちなみにアンナは実は南北戦争で負傷した兵士の世話をする平和活動家でもありました。
そこでもアンナは尊敬していた母親を敬う日を「母の日」として休みとしてました。
その後1908年に初めて議会で母の日を祝日にする提案をしましたが、却下されます。
しかしめげずに母の日の活動をしたアンナの力により、1911年までに米国全土で母の日が休日として扱われることになったのです。
本当凄いことです・・・(´;ω;`)
母の日の由来として今簡単に紹介しましたが、当時は全く馴染みのないものを広めるということがどれだけ根気が必要だったことか・・・。
そしてついに、1914年に当時のウィルソン大統領が5月の第2日曜日を正式に「母の日」として認めました。
感動の結果ですね。
母の日の由来の裏にはこんな感動ドラマがあったわけです。
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カーネーションの意味
アンナが協会で母親の追悼式をしたときに、参列者に白いカーネーションを配り胸につけてもらったのが起源とされています。
ちなみに亡くなった人へ贈ったのが白色のカーネーションだった為、白色のカーネーションは母がいない人が、赤いカーネーションは存命の母用へと定着していきました。
カーネーションの由来は意外とアンナの趣味だったともいえそうです。
しかし、白いカーネーションを付けている人は母親がいない=子供を傷つけてしまったり、いじめの原因になってしまうことが懸念されたため後に基本的に赤色に統一されました。
但し白色は亡くなった母へ捧げる色として文化が残っていきます。
この由来を汲んで現代までカーネーションを贈る文化が根付いているのですから不思議なものです。
紹介しましたように色によって意味(花言葉)が変わってしまいますので、カーネーション選びは店員さんに聞いて選んでもらった方がよいでしょう。
というのも現代では白・赤以外にもピンクや黄色、紫などのカーネーションがあり、意味がそれぞれ違います。
誤解を招くような色のカーネーションもありますので、選ぶときは慎重に。
参考に代表的なカーネーションの花言葉を載せます。
ピンク:感謝、オレンジ:純愛、青:永遠の幸福、黄色:嫉妬
つまり黄色と白は基本的にマイナスの花言葉なので通常使用は避けましょうね。
日本での発祥
1913年ごろにキリスト教会などから母の日が広がっていきます。
1937年にはあのお菓子で有名な”森永製菓”が「母の日」を強調する運動を始め、これをきっかけに全国へ広まっていきます。
母の日を広めた立役者がなんと森永製菓とは・・驚きですね!
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まとめ
母の日の由来や何を祝うのか、カーネーションの理由や意味など紹介しました。
その裏話や日本での森永製菓の活躍など面白い話を知って、これからは母の日を迎えるのが楽しみになってくるかもしれませんね?^^
またはその由来を友人に教えてあげたら驚かれるかもしれませんし、母親に母の日の意味や由来を教えてあげた上で祝ってあげたら非常に喜ぶと思いますで是非お試しください。
後、花言葉の意味は気を付けてくださいね!
知らないで上げてしまうのはしょうがないと思いますが、向こうが花言葉を知っている場合は後で怒られてしまうかもしれませんので(笑)