石垣幸二がクレイジージャーニーへ/深海魚を世界中へ配送

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クレイジージャーニーに海の生物の専門家である石垣幸二さんが出演しました。
海の生物い詳しい人といえば“さかなくん”が思い浮かびますが、なんと石垣幸二さんは20年来の大親友の様です。
石垣幸二さんは知る人ぞ知る業界人で、ブルーコーナーという会社を経営しており、世界中とビジネスしている数少ない深海専門家です。
石垣幸二さんは世界一のサプライヤーを目指しているとのこと。
ではクレイジージャーニーでの様子を含めて石垣幸二さんを紹介します。

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Contents

石垣幸二さんとは?

名前:石垣幸二(イシガキ コウジ)
生年月日:1967年5月14日
石垣幸二さんは海の専門家になることを幼少期に決意。
魚や蛸を捕って料理屋に売り小銭を稼いでいたと石垣幸二さんは語ります。
こうように海に毎日のように潜っていても飽きず、「これなら一生仕事しても飽きないなと思ったことが石垣幸二さんの原点だそうです。

石垣幸二さんは海外就職を夢見て語学を学び、オーストラリアやニュージーランドへ渡り潜水士の資格を取り海に対する興味は常に持っていました。
ヤオハンという会社に就職した石垣幸二さんですが、中々海外勤務にならなかったことと、自身が「海のスペシャリストになりたい」という想いから退職、水族館の水槽メンテ会社へ転職し、同時にペットショップと熱帯魚の卸会社を立ち上げます。
これが後に世界で活躍することになる石垣幸二さんの会社、ブルーコーナーです。

石垣幸二さんの仕事

そして石垣幸二さんは現在、世界でも数少ない、世界中の水族館からの依頼を受けて珍しい海の生物を供給する仕事をしています。
こういった仕事を専門でしている人は世界でも数少なく、石垣幸二さんは非常に希少な存在ということで、連日世界中から注文が殺到しています。
注文をくれる水族館には世界一の水族館と言われるモントレーベイ水族館、北欧最大規模で知られるデンマークのブループラネットも含まれており、石垣幸二さんはまさに世界レベル基準のサービスを提供しているといっても過言ではないです!


クレイジージャーニー内でも外国人バイヤーが「彼ほど丁寧に魚を届けてくれる人はいない」と発言しています。
つまり石垣幸二さんは海の生物の調査、捕獲、輸送のプロともいえます。

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仕事が好調になったきっかけ

石垣幸二さんのビジネスは決して順風満帆ではありませんでした。
全く軌道に乗らない状態が続いていたある日、アメリカから1匹40万円する魚の注文が4匹入りました。
しかし納品した1週間後に全て死んだという連絡があり、石垣幸二さんを悩ませます。
石垣幸二さんのルールでは24時間以内は補償することになっていましたが、先方の責任者は会社をクビになるといっていたこともあり、なんと全額補償することに決めたのです。


それがきっかけで会社は一気に傾きますが、ある日を境に海外からの注文が殺到するようになります。
不思議に思っていると、なんと先日クビになった責任者がアメリカの水族館協会の雑誌に石垣幸二さんの会社について寄稿していたそうなんです。

「日本に素晴らしい優良な会社がある」と。

目先の利益よりも信用を重視した結果ですよね、素晴らしい・・!

石垣幸二さんの水族館

石垣幸二さんはなんと2011年に世界初となる深海生物専門水族館である沼津港深海水族館を設立、石垣幸二さんはこの水族館の館長を務めます。
伊豆で生まれ育った石垣幸二さんとしては地元駿河湾で何かできないか考えていたところ、今の水族館のオーナーと出会い、

「沼津港を地元が誇れる港にしたい」

という言葉に共感して館長になることを決意したようです。
つまり石垣幸二さんはこれによって調査、捕獲、輸送、展示、飼育を手掛けたこととなり、更に専門性、希少性を上げたといえます。

クレイジージャーニーでは自ら水族館の案内をしていましたが、この水族館には石垣幸二さんが捕まえた約100種類の生物が展示されており、連日大盛況なんです!
自慢の展示品は冷凍シーラカンス!なんと冷凍庫の費用は3000万円!!


クレイジージャーニーには出てきませんでしたが、前のシーラカンスのオーナーが「できれば日本で展示して欲しい」と希望していた想いに突き動かされたこともあるようです。
お金を掛けただけあって、冷凍シーラカンスがみられるのは世界でここ沼津深海水族館だとなっていて、世界中からマニアが集まります。
来場者数は初年度:23万5千、2年目:26万5千、3年目:42万人と右肩上がりに伸び続けています。

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深海とはそもそも?

水深200M以下に存在する暗黒の世界で、地球上の95%を占めると言われていて、暗黒・低温・高圧と生物が住むにあたって厳しい条件が3拍子で揃っている過酷な環境。
一方で、深海は大気中の二酸化炭素を吸収する最大の場所であり、「地球の沈黙の臓器」と呼ばれます。

深海魚とは?

暗い深海で僅かな光をキャッチできるように大きい目を持っているか、全く目が発達していない生物に分かれます。
深海魚が何を食べるのか、どうやって発光するのか?など深海魚の生態は実はまだまだ不明。
人類誕生から姿・形を変えて進化している人類に反して、古代より姿・形を変えずに生息している深海魚も多いことから、「進化とは何か?」と考えさせられます。
だからこそ深海は面白いとクレイジージャーニーで石垣幸二さんは言います。

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深海魚の捕獲

石垣幸二さんは日本では駿河湾で漁をすることが多いようです。
なぜなら、日本では駿河湾が水深2,500mと一番深く深海魚の種類が多いからです。
実際クレイジージャーニーでも駿河湾で漁をする様子が映し出されていました。
さて沖に出て網を下して魚を取りますが、深海魚の漁は舟の上での下準備が大事となります。
というのは深海の水温は約9度で、温度が1,2度変わるだけで深海魚は死んでしまうことがあるので石垣幸二さんは温度管理に非常に気を付けています。
深海魚を捕獲した後、いくつかの魚は気圧の変化で体にガスが溜まることがあり、体が水面に浮きますが、この状態だと魚は死んでしまいます。
そこで石垣幸二さんは注射器を用いて肛門からガスを抜き、魚を生かします
クレイジージャーニーでは「いつも注射器を持ち歩いている」と発言するほどです。


また、こういったちょっとした深海魚のケアも今までの貴重なノウハウだと石垣幸二さんはいいます。
いつもクレイジージャーニーは面白い情報を提供してくれると思いつつ、こんなノウハウをTVで映してよいんだろうか?
まあノウハウのほんの一部ということなんでしょうね。

深海魚を陸へ運ぶ

捕獲した海洋生物は一度沼津にある石垣幸二さんの会社の水槽へ運ばれます
石垣幸二さんの会社は深海魚を管理するのに非常に良い環境が整っており、世界中へ輸送する前にまずここで保管します。
水槽がある部屋は真っ赤な照明が使われています、なぜなら深海生物は赤い光を認識できないのでストレスにならないからです。
クレイジージャーニースタッフがこの部屋のコストを聞いたところ、7、800万円はかかったとのことで、安くはない投資です。
しかしながら、深海生物にストレスを与えず作業ができる非常に良い知恵といえます。

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海外での深海魚捕獲

クレイジージャーニーのスタッフ達と一緒にインドネシアでカゴ漁に行きます。
現地ではインドネシア語と英語を使って石垣幸二さんが現地作業者に指示を出します。
(クレイジージャーニー内では英語を話しているとだけ放送されましたが、インドネシア語も話していました)
今回の石垣幸二さんのメインの目的はキホウボウの捕獲。
いくつか深海魚を釣り上げた後、ついにコウテイキホウボウという巨大なキホウボウが上がり石垣幸二さんのテンションが一気に上がります!
日本のキホウボウが15㎝平均な所、コウテイキホウボウはなんと54㎝!!
石垣幸二さんもバケモンだと叫びます!!


クレイジージャーニーMC陣も「素人でもわかるくらい珍しい魚」とコメント。
ついでにクレイジージャーニーのスタッフが深海魚を気持ち悪いといったら「可愛いと言え!」と怒られますw

この後すぐ、日本へこのコウテイキホウボウを輸送しますが、残念ながらコウテイキホウボウは日本に着く前に死んでしまいました。
捕獲するのも難しいですが、生きたまま輸送するのが一番難しいというのがよく分かります。

ココだけの話、シーラカンスのお値段

3億5千万年から姿・形が変わらない生きる化石シーラカンスですが、5匹で数億円とのこと。
水族館オーナーと共同で購入した様ですが、お金を借りなければならず家を担保にして購入したとか。
これにはご家族も一時離れたとの事で石垣幸二さんの深海生物の愛情の深さとクレイジーさがよく分かります。

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まとめ

 

いかがでしたか? 海の珍しい生物を供給するという仕事を生業とする石垣幸二さんの仕事はクレイジージャーニー史上でもかなりレアだと思います。
今回のクレイジージャーニーでも深海や深海魚、そして水族館の裏で活躍する人々など新しい知識が手に入りました。
次回のクレイジージャーニーにも期待したいですね!
そして沼津の深海水族館に行きたい!

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