ロシアの最果ての地には生肉を食べる民族がいるのをご存知でしょうか?
先日放送されたクレイジージャーニーで佐藤健寿(サトウケンジ)さんが紹介していたのがとても興味深かったんです!!
日本人にとってはロシアの知識は殆どないことが多いと思いますが、実はロシアには我々日本人が知らない面白いことが沢山あります。
その中で今回クレイジージャーニーで紹介された
ロシアの少数民族
ロシアの伝説の生き物
が特に面白かったので紹介します!!
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Contents
ネネツ族に会いにロシアへ
クレイジージャーニーで佐藤健寿が紹介していたネネツ族が住む場所までの行き方ですが、日本からはロシアの首都モスクワ経由で13時間かけて目的地サレハルドへ。
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サレハルドってどんな町?
ロシアは寒いイメージがありますが、気温はなんとマイナス12度。
ネネツ族が住む場所にはそこから更に6時間車で移動。
流石クレイジージャーニー、これくらいの移動はお手の物。
そして車といっても悪路の為普通の車ではいけず、大型の装甲車で移動!
番組内では深い雪の中や、凍った川の上を走ったりなどしていて、佐藤健寿さんが装甲車を選んだ理由がよくわかりました。
クレイジージャーニーの番組内では装甲車で目的地までの移動中に北緯66度にて、北極線がある場所にモニュメントを発見。
ここから先は北極圏になるという意味です。
こういった映像や知識を提供してくれるのもクレイジージャーニーの良い所。
ネネツ族とはそもそも?
少数民族で遊牧民、移動式のテントを設置する移住を繰り返すロシアの民族です。
ネネツ族が見られるのはロシアのヤマル半島。
”ヤマル”とはネネツ語で”最果て”という意味で確かに最果てに位置しています。。
ネネツ族は中央アジアがルーツで、争いを好まない民族だったため、戦いを避けてロシア内で遊牧の暮らしをしていてら現在の場所に辿り着いたとのこと。
民族人口は3,500人、ただそれぞれ別々に暮らすスタイルを取っています。
その理由は飼っているトナカイの餌の取り合いになってしまうからそれぞれの縄張りをある程度離れて持つわけです。
彼らの生活はトナカイ中心の自給自足です!但しトナカイの毛皮を売ってお金を作り、町で買い物もしたりもします。
そのお金で携帯電話を持ってますし、発電機を買って電灯を使ったり充電したりと現代的な生活も一部しています。
クレイジージャーニー見てなかったら絶対知らなかったことですよね・・。
ネネツ族の住まい
移動式のテントのような家は”チュモ”と呼ばれています。
トナカイの毛皮を2枚重ねて木の枠組みにまいて設置します。
組み立て時間はなんと1時間半と早いんです!
クレイジージャーニーで取材を受けた方の家は、35年使用しているが問題ないとのことでかなり丈夫なようです。
ネネツ族の方の話ではトナカイの毛皮は-40°でも暖かくて生活できるとのこと。
もっというとこれを着ていれば野宿しても大丈夫だとか。
トナカイってそんな偉大だったんですね!!
今回クレイジージャーニーに出ていたネネツ族の方が飼っているトナカイはなんと800頭!
それもそのはず、定期的にトナカイを食べるので大量に必要なんですね。
ネネツ族の食生活
ネネツ族は週に1回トナカイを食べる為にしめます。
トナカイの皮剥ぎはなんと殆ど素手で行われます、その間たった10分!!
ネネツ族のルールで解体したトナカイには食べる前にまずナイフを添えて神へ先に捧げます。
その後ウォッカをトナカイに添えて、自分たちも食べます。
ネネツ族は解体時に殆ど血を外に逃がさないように解体するのが上手く、見ていて圧倒されます。
というのはネネツ族にとって血は貴重なビタミン源なので家族みんなで大切に飲みなす。
丁度トナカイの腹の部分に血がたまるように解体しており、その血だまりをひしゃくですくってがぶがぶ飲みます。
クレイジージャーニー番組内では子どもも美味しそうに血を飲んでいました。
佐藤健寿さんも飲みましたが味は血の味としか表現できないとのこと(笑)
そして血だけでなく、生肉もみんなで食べます。
佐藤健寿は肉は美味かったらしいですね。
食べた後の口元は子どもも大人も血で染まっていて真っ赤。
これは凄い映像だ、流石クレイジージャーニー。
ちなみに水はどうしているかというと、雪を溶かして生活用水にしています。
ネネツ族の衣服事情
ネネツ族は寒さを凌ぐために頭部をフードで覆っています。
いわゆるパーカーですね。
実はパーカーという名前はネネツ族がルーツだったんです!!
正確にはネネツ族の服の名前をパーカーというのです。
まさか全世界で知れ渡っているパーカーがロシアのネネツ族に由来しているとは全く考えませんでした。
クレイジージャーニーの情報は本当に面白いですね。
ネネツ族の不思議な習慣
クマはネネツ族にとって神様なので基本的に食べません。
しかし30年くらい生きた熊がごくたまに左手を上げて森から出現することがあるそうで、
心臓に近い左手を上げている=心臓を打っていいという意味でその時は銃で撃って殺して食べていいとのこと。
完全ネネツ族ルールなのですが、面白いですよね^^
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ヤマル半島の奇妙な景色
ロシア内のヤマル半島に世界の終わりと呼ばれる巨大クレータが2つあります。
その深さは70m、幅は15と30m。
まるで地獄と繋がっているようです。
未だに穴が空いている理由が判明していませんが、隕石説や天然ガスが噴出した説が有力とされています。
ロシア内にこんな穴があるって知ってましたか?
クレイジージャーニーを見てなかったらこれを知らなった方が多いのではないでしょうか?
その他の少数民族
チュクチ族という少数民族がロシアのカムチャッカ半島に見られます。
民族人口は約1万6000万人。
コパルヒンというセイウチを腐らせた保存食を食べるのですが、耐性のない日本人などが食べるとそれだけで死んでしまうといわれている強烈な食べ物。
またチュクチ族は少数民族らしい習慣があります。
それは自発死。
聞いたことないですよね??
つまりは家族に死ぬことを勧める習慣です。
年を取ったり病気になってしまって荷物当然になってしまった人を口減らしのために減らすわけです・・・
日本でいう姨捨ですね。
現代では考えられませんが、皆が生きるために少数を犠牲にする風習は世界のどこでもあるようです。
特にロシアの様な厳しい環境では多くある風習なのかもしれません。
クレイジージャーニーでは松本さんが口減らしと表現してましたが。
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伝説の生き物イエティ
ロシア内に連なるコーカサス山脈、ここになんと100年以上前からイエティ(雪男女)の目撃情報があります。
現在ではアブハジア共和国内ですが、そこに確かにザナという女性版イエティ(身長190cm)がいました。
ロシアの科学アカデミーの方々が猿人を捕獲、村に連れて帰ってザナとなずける。次第に人に慣れていき、人間との間に4人子供を作ります。
骨格はネアンデルタール人に近かったのですが、DNAは西アフリカ由来ということがわかりました。
なので有力説では昔アフリカから連れてこられた奴隷が変化したのではないかといわれています。
都市伝説と思われるかもしれませんが、ザナの子孫の写真も残っています。
まとめ
クレイジージャーニーで紹介されたロシアの少数民族や伝説の生き物を紹介しました。
ロシアは日本からすると情報が少ない国ということもあり、こういった情報はとても新鮮ですね!
貴重な情報をくれるクレイジージャーニーと佐藤健寿さんに感謝!